医学アラカルト No,5

                                              2005年2月17日

免疫力アップのために・・・

 月間ウオーキング2005年3月号に興味深い対談が掲載されている。<「不便」と「不潔」が健康長寿には不可欠だ!>という題の徹底討論である。論者は「免疫革命」の著者安保 徹教授(新潟大学大学院)と「清潔はビョーキだ」の著者藤田紘一郎教授(東京医科歯科大学大学院)の痛快対談。「人間は無理をしすぎても、楽をしすぎても病気になってしまう」とする安保教授と「我々のからだは1万年前と同じ。適度な不衛生が免疫力を高める」とする藤田教授。前者は爪もみ療法、後者はサナダムシを体内飼育したことでも有名な教授だ!阿保教授によれば、免疫には腸管・肝臓から派生したもの(古い免疫系)と、骨髄や胸腺に由来するもの(生物が上陸してからの新参者)があり、後者は年取ると衰えるが、前者は高齢になると復活するのだという。そうなると免疫力アップには個人にあわせた工夫が必要になってくるのだろう。薬指を抜かした両手両足の爪を親指人差し指で10秒間ぐらいもむのが爪もみだ!私も自分で実践しているが、なるほどからだが冷えるタイプのヒトにはよいかもしれない。免疫力アップのためにいろいろチャレンジしてみるのも手である。

                              本部長 河井 正康

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