ある医師のひとりごと 


@ ケンシンのすすめ

人間ドックや健康診断、がん検診なんか受けると「何か悪い病気を見つけられるんじゃないか?」「ちょっとしたことでも異常と判定されて、精密検査に廻されるんじゃないか?」

などと心配して敬遠する向きがあります。会社での職場健診にしても消極的な方が多いようです。確かに私たち日本人の生活振り、とくに食事内容の変化が原因で、高血圧症、高脂血症、糖尿病などのいわゆる生活習慣病は増加の一途をたどり、胃がん、大腸がん、肺がんなどの悪性腫瘍の早期発見の重要性ももはや常識化しています。検査⇒病気と直結させて受け止めるのは仕方のないことかもしれません。集団検診の場合には、一度に多人数で半日がかりで流れ作業のように検査を受け、結果が出るまで2週間から1か月間ヤキモキし、報告書を見てもどう解釈してよいかわからず、挙句の果てには「肺腫瘍疑い・要精検」な〜んて書いてある。これじゃかえって身体によくない。こう感じる方がたくさんいらっしゃるでしょう。なにを隠そう私もそのひとりです。これは検診は病気を見つける手段であるという思い込みがあるからで、イヤそうじゃないんだ、現在の自分の身体の状態をチェックしてもらうだけだ。むしろ健康を証明してもらうんだ。明日からの元気で明るい生活を得るための手段なんだ。と、捉えるべきではないでしょうか?私ども両国橋クリニックのスタッフは、受診者のみなさまに、気軽に受診して、「今年も受けてよかった」とご納得いただけるよう心掛けております。(Dr.T.M